令和8年2月度

弁殿べんどの尼あま御前ごぜん御書ごしょ

(御書六八六㌻八行目~十一行目)

第六天(だいろくてん)の魔(ま)王(おう)、十軍  じゅうぐんのいくさをを(起)こして、法華経(ほけきょう)の行者  ぎょうじゃと生死海  しょうじかいの海中(かいちゅう)にして、同(どう)居(ご)穢土(えど)をと(取)られじ、うば(奪)はんとあらそう。日蓮其(そ)の身(み)にあひあ(当)たりて、大兵を(だいひょう)を(起)こして二十(にじゅう)余(よ)年(ねん)なり。日蓮一(いち)度(ど)もしり(退)ぞく心な(こころ)し。しかりといえども弟子(でし)等・檀(だん)那(な)等の中(なか)に臆病(おくびょう)のもの、大体(だいたい)或(あるい)はを(堕)ち、或(あるい)は退転(たいてん)の心あ(こころ)り。尼(あま)ごぜんの一文(いちもん)不(ふ)通(つう)の小心に(しょうしん)、いまゝでしり(退)ぞかせ給(たま)はぬ事(こと)申(もう)すばかりなし。

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