令和8年9月度

開(かい) 目(もく) 抄(しょう))

(御書五六三㌻一〇行目~一二行目)

日蓮といゐし者(もの)は、去年(こぞ)九(く)月(がつ)十二日(じゅうににち)子(ね)丑(うし)の時(とき)に頸(くび)はねられぬ。此(これ)は魂魄(こんぱく)佐土(さど)の国(くに)にいたりて、返(かえ)る年(とし)の二(に)月(がつ)雪中(せっちゅう)にしるして、有(う)縁(えん)の弟子(でし)へをくれば、をそ(怖)ろしくてをそろ(恐怖)しからず。み(見)ん人(ひと)、いかにをぢ(怖)ぬらむ。此(これ)は釈(しゃ)迦(か)・多(た)宝(ほう)・十方(じっぽう)の諸仏(しょぶつ)の未(み)来(らい)日(に)本(ほん)国(ごく)、当世(とうせい)をうつし給(たま)ふ明鏡(めいきょう)なり。かた(形)み(見)ともみるべし。