2-6<顕正会員の勧誘方法>

顕正会の勧誘方法は非常識極まりないものである。例えば、学校の卒業者名簿を利用して無分別に電話し、相手と会えた時には、相手が嫌がろうと何時間でもねばって帰ろうとしない。また、夜の駅前などでグループを作り、通行人に声をかけ、相手を喫茶店などに誘い出しては名簿に署名させ、顕正会員とする。相手が顕正会を信じようが信じまいが、住所と名前さえ書かせれば、折伏できたとするのである。(顕正会では平成13年現在、会員が70万人いると公称している)

特に今日、社会的に問題となっていることは、若年層をターゲットにした勧誘や、暴力的勧誘である。学校などで生徒が生徒を勧誘し、教師が注意しても聞かず、それによって退学させられたケースもあり、さらには顕正会員の教師が、学校で生徒に顕正会への入会を強要するなど、各地の教育委員会に多くの相談が寄せられている。また暴力的な事例は枚挙にいとまなく、「入会拒否の男性を監禁」「勧誘を拒否した若者に暴力を加える」などによって逮捕者も出るほどで、新聞などにも報道され、警察には苦情が数多く寄せられている。

また、顕正会では「冨士大石寺顕正会」と自称し、正系門下の「日蓮正宗大石寺」と意図的に紛らわしい名称を使い、会員を惑わしている。

出典:諸宗破折ガイド169-177/宗旨建立750年慶祝記念出版委員会編