新年の辞

立宗七百七十四年の新春を寿ぎ奉る

 立宗七百七十四年の新春に当たり、宗内各位には清々しく新年を迎えられ、決意も新たに、愈々の精進をお誓いのことと存じます。

 さて、本年「団結行動の年」は、全国の法華講中が、仏祖三宝尊への御報恩のもと、講中の総力を結集して勇猛果敢に折伏を実践し、以って一天広布を目指して、大きく前進すべき誠に大事な年であります。

 『異体同心事』に、

「異体同心なれば万事をじょうじ、同体異心なれば諸事叶ふ事なしと申す事は外典三千余巻に定まりて候。いん紂王ちゅうおうは七十万騎なれども同体異心なればいくさにまけぬ。周の武王は八百人なれども異体同心なればかちぬ」(御書138
9頁)

と仰せのように、講中一結・異体同心して、一意専心、妙法広布へ向けて前進する時は、仮令(たとえ)如何なる障魔が立ちはだかろうが、物ともせず、たくましく前進していくことができるのであります。

 されば、各講中共に、僧俗一致・異体同心の団結を堅固にし、断固決然として破邪顕正の折伏を行じていくことが肝要であります。

 『立正安国論』には、

所詮しょせん天下泰平国土安穏あんのんは君臣のねがふ所、土民の思ふ所なり。それ国は法に依ってさかえ、法は人に因って貴し。国亡び人滅せば仏を誰かあがむべき、法を誰か信ずべきや。先づ国家を祈りてすべからく仏法を立つべし」(同二四四頁)

と仰せの如く、私共一同、妙法広布へ向けて、精進することこそ今最も肝要であることを自覚され、一天広布を目指し、愈々自行化他の信心に励まれますよう心から祈り、一言以って新年の辞といたします。

(大白法 令和8年1月1日 第1164号1面転載)

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